多くの部署と関わり、
会社全体を動かしていく
充実感を味わっています。

生産管理部

生産管理G

宮本 将道

2008年入社 外国語学部 中国学科卒

入社動機と現在の仕事の内容

新製品の生産準備と、
毎月の生産計画を担当しています。

私の出身地である愛知県は自動車産業が身近なものでしたから、働くなら自動車産業と考えていました。自動車産業というと機械のイメージが強い中で、化学系というユニークな存在であることに興味を持ち、アイシン化工に応募しました。グローバル化が進んでおり、大学で学んだ中国語を活かせると考えたことも、当社を選んだ決め手です。
入社したら、モノ作りに関わりたいという希望があり、事務系の中で一番生産現場に近い「生産管理」を第一志望にし、その希望が実現して嬉しく思っています。

現在の仕事は主に2つ。1つは、生産準備。新製品の立ち上げに向けて生産準備のステップを決め、その進捗状況を管理します。その一つとして、技術部、営業部、生産技術部、品質保証部、製造部といった関連部署を集めて、統括を行う会議があり、その準備や運営を行っています。多くの部署が関わってくるので、幅広い視点を持って全社を動かしていくところに、やりがいを感じています。
もう一つが、生産計画の立案。私はトランスミッション部品であるセグメントディスクという製品を担当し、お客様からの注文情報と社内の在庫を見ながら、「来月は何個作る」という計画を立てます。毎年年間の販売計画が営業部より展開されますが、直近の各車種の受注状況によって生産数が毎月変動します。過剰に生産したり、生産量が不足しないよう、しっかり生産計画を立てて実行していくことが大切です。

私のチャレンジ

中国の子会社で
生産管理の仕組み作りをしました。

入社4年目に、海外トレーニー制度によって、中国の子会社であるTACに1ヶ月間研修に行きました。まだTACが設立して間もない頃だったため、現地の生産管理を含め、うまく進んでいないことがたくさんありました。異なる環境の中、現地スタッフ協業で現状把握・対策検討・効果の確認を行ったことが、今振り返ると良い想い出です。

日本と違って、海外は限られたスタッフしかいません。そこで、日本側の支援を取り付けながら、現地のスタッフだけで新製品の生産準備を進めていける仕組み作りを進めていきました。現地で不足する機能をどのように補い、仕組みとして確立させるかが、一番苦労した点です。上司や他部署と調整を取りながら、現地にとって最適な方法を模索していきました。
現地スタッフへの教育と、仕組みの運用が実を結び、今では現地スタッフで生産管理の仕事をこなせるようになり、嬉しく思っています。

入社して感じた
アイシン化工の良さと将来の夢

経理、調達などの知識も身に付けて、
将来は海外駐在をしたい。

当社は、グローバル化の観点に立つと、まだまだ発展途上です。だから、海外の仕事に携わるチャンスはいくらでもあります。特に若手を活用していく社風ですので、海外出張は珍しいことではありません。海外志向が強い人なら、当社には活躍するチャンスが数多くあります。
そして、当社は化成品・摩擦材・樹脂部品という異なる3つの柱があり、自動車の様々な部分に関われるところも魅力です。製品群が異なると得意先も変わり、色々な会社の考え方を身につけることができ、視野が広がり、成長することが可能です。

私の夢は、海外で通用するスキルを身に付けること。生産管理のスキルはもちろんですが、海外に赴任するようになれば、幅広い業務の知識が必要です。経理、調達などの勉強もして、生産管理以外の仕事もできるようになり、海外に駐在したいと思っています。