チーム「アイシン化工」の
アイデアを結集し、
お客様の要望にお応えします。

営業部

中日本営業G

岩村 碧

2017年入社 心理学部 心理学科

入社動機と現在の仕事の内容

グループ唯一の「化成品」を手がける
安定企業で、営業職に挑戦。

豊田市出身の私が自動車業界を志望したのは、自然な流れでした。アイシン化工に決めた理由は、アイシングループの中で唯一の化成品を扱う企業で、東日本大震災の前後でも業績が安定していたから。将来、結婚や出産を経ても働きたいので、安定性は重要なポイントでした。

総合職として入社し、最初に配属された営業企画部では、売上管理や長期の販売計画に携わりました。営業部に異動したのは入社4年目のこと。上司から面談で「コミュニケーション力を営業で活かしてみては?」と言われ、若いうちに経験の幅を広げるチャンスだと思い、挑戦することに決めました。現在は自動車部品メーカーのお客様を担当し、AT(オートマチックトランスミッション)に使われる部品の一つ「湿式摩擦材」を中心とした製品の営業をしています。お客様の「こんな製品が欲しい」というニーズに対して、技術者の協力を得て、最適な製品を提案。価格を交渉し、受注が決まれば生産管理や生産技術の部署とやりとりを重ね、生産準備が整うまで関わります。自分が直接お客様と接し、他部署と連携しながら進めることが、この仕事の魅力です。

私のチャレンジ

各部署との強いチームワークを
駆使して、受注を目指します。

営業に配属されたばかりの頃、お客様から相談を受けた製品があります。受注できれば月産1万個と、まずまずの規模。けれど要求性能を満たそうとすると、競合他社よりも売値が高くなってしまいます。上司のアドバイスで、製品開発の技術者や生産技術、生産管理、原価計算をする経理、品質保証など、関係各部署のスタッフを集め、チーム「アイシン化工」でコストダウンのアイデアを出し合うことになりました。その結果、生産技術からは工程時間の短縮、技術部門からは廃棄材料のリサイクルといったアイデアが出され、その積み重ねによって競合よりも価格を抑えた提案ができたのです。私自身は営業として、会社の利益が確保できる売値をお客様と交渉し、晴れて受注することができました。

この経験から、自分の力だけではなく、さまざまな部署のアイデアを集めてお客様課題を解決することの大切さと面白さを学びました。現在は営業として独り立ちし、困った時には上司に相談しながら、自分で主導して営業活動に臨んでいます。厳しい価格要求に対しても、お客様とアイシン化工の両方にメリットが出るように提案内容を工夫し、社内のチームで出したアイデアが実を結ぶよう取り組んでいます。一つのATの中には数種類の部位の湿式摩擦材が使用されており、できるだけたくさんの部位を受注した方が望ましいのですが、最近、当社ですべての部位を受注することに成功したので、改めてチームの強さと、自身の成長を感じています。

入社して感じた
アイシン化工の良さと将来の夢

充実した福利厚生と、
幅広い仕事に挑戦できる環境。

安定性や働きやすさは、入社前に期待した通りでした。福利厚生も充実していて、例えば有給休暇も取りづらいどころか、会社側から「取ってください」と促してもらえます。産休や育休を取得して復帰した先輩も周囲にいるので、私も将来、働き続けるイメージを持てます。仕事に関しては、製品の生産計画も営業が立てるなど、大企業ではないからこそ幅広い仕事に挑戦できる環境。いろいろな経験をしたい私にはピッタリでした。

営業職として次に目指すのは、お客様から相談を受ける前に、自社の製品や技術をアピールできるようになること。もともとクルマ好きな私は、仕事に必要な自動車の知識を学ぶのも苦になりません。今よりもっと知識をつけて、よりよい提案につなげていきます。