プレーキパッドの新工法を
中期的に考え、
大幅な生産時間短縮と
コスト削減を実現します。

生産技術部

パッドG

古橋 伸夫

2009年入社 工学部 機能材料工学科卒

入社動機と現在の仕事の内容

パッドの生成時間短縮がテーマ。

私は、当社の説明会や選考を通じて、①学生時代に学んだ化学の知識を活かすことができること、②自分の考えで計画的に業務が進められる環境があることを知り、入社を決めました。

担当製品のブレーキパッドは、摩擦材とメタルを成形接着します。その後、塗装、アフターキュアーなどの多くの工程を経て生産されます。
私の主な業務は、コスト低減を目指し、メタルと摩擦材をプレスする工程の成形時間を短縮することができる新工法の開発です。具体的には、熱硬化させるための原材料の見直しや設備の条件変更・型設計変更などを行っています。

自分のアイデアを現場で直接確認しながら業務を進めています。予想通りの結果もあれば、全然違う結果の時もありますが、試行錯誤してねらい通りのトライができた時にやりがいを感じます。

 

私のチャレンジ

海外設備の新規ライン増設に
チャレンジしました!

入社4年目にTAC(中国拠点)でブレーキパッドを生産する新規ライン増設に携わりました。同じブレーキパッドを作る場合でも、国内と海外では状況が違います。日本では労務費を削減するために自働化を進めますが、労務費が安価な中国では設備投資額を減らし、作業者を増員してでもスムーズに流れる生産ラインの構築が必要です。各国の状況にマッチした、最適なラインを構築することが求められます。

今回は、グループメンバーと業務が重なり、出張人数や時間が限られ、厳しい環境でしたが、私は副リーダーとして、現地スタッフ、同行メンバーと情報を共有し、進捗確認しながら計画的に業務を進めました。また、問題があれば上司と一緒に素早く解決し、納期内にラインの増設を終えることができました。

同時に現地スタッフのスキルアップをねらいに教育も行いました。帰国前に現地のスタッフと楽しい宴会を通して交流を深められたこともいい想い出です。

 

入社して感じた
アイシン化工の良さと将来の夢

問題があれば
上司、周りの仲間と一緒に
スピーディに対応できます。

当社は、海外出張や海外赴任はありますが、基本的に転勤が無いので、本社に腰を落ち着けてじっくり仕事に打ち込むことができます。顧客の要望に応えるには、開発・営業・品質保証などの関係部署と連携して仕事を進める必要があります。当社の事務所には壁が無いので、他部署と直接交流し一体感を持って仕事を進めることができる点が良いと思います。また、上司のアドバイスも的確ですので思い切って業務に取り組むことができます。今後の目標は、自分のアイデアが詰った工法を新規ラインに導入することです。顧客満足度の高い製品を量産できる生産ラインの開発を目指していきたいと考えています。